院長ブログ
2022.11.18
オスグッド
膝の下が痛む
・膝の下のほうが痛む
・オスグットと言われた
・膝の下が痛くて何だか飛び出してきた気がする
・小中学生で膝が痛いといったら成長痛と言われた
そのような方々で、
「なかなか痛みが良くなっていかない」
「一時的に良くなるんだけど運動したり使うとまた痛くなってしまう」
「太ももやふくらはぎの筋肉を揉んだりした後は楽になるんだけど…」
という方がほとんどだと思います。
そのような膝の痛みにはいくつかの種類があります。
そのなかでも、今回は【オスグッド】について書いていこうと思います。
【オスグッド・シュラッター病】と言われるもので
成長期の子供によくみられるスポーツ障害です。
走ったり、ジャンプしたり、蹴ったりするなどの動作で、太ももの前側の筋肉が収縮し、付着部である膝下の少し盛り上がっているところが引っ張られることで生じます。
オスグッドの基本的な対処はというと「痛みを出さないように患部を休めること」です。
どこか痛めたりして運動に制限がかかると筋肉が落ちてしまいやすいので、痛みのある部位以外はトレーニングはしても大丈夫です。
初期であれば、練習量を減らしたり、安静にすることで症状が改善していきます。。
痛みを我慢してそのまま運動を続けると、状態は悪化していきます。
何よりも痛みを我慢して練習することでかばって動かしてしまうためおかしなクセやパフォーマンスが悪くなってしまうことも考えられます。
ただし、痛みが改善していったとしても慎重に練習などに復帰することをおすすめします。
まれに、復帰後すぐに試合に出てしまうなんて方もいますが、それはおすすめしません(;^_^A
痛める前と同じような使い方や練習メニューではまた痛みを繰り返す可能性があります。
練習復帰後のこともしっかりと専門家に相談しましょう。