分離すべり症のある腰痛 整体 マッサージは大丈夫?|島田市本通の桜井接骨院・整体院

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2025.10.28

質問への回答

分離すべり症と整体・ストレッチ

Q. 腰椎分離すべり症の既往がある主婦です。整体院・整骨院に通院して、腰の治療やマッサージを受けても大丈夫でしょうか?また、手軽なストレッチも教えてください。

 

質問者:37歳・主婦(女性)

現在、乳幼児の世話をしています。腰痛に悩まされています。整体院・整骨院に通院しようかと考えています。10年程前に腰椎分離すべり症と診断されたので腰の治療やマッサージに不安があるのですが、通院する事は可能でしょうか。家事の合間に出来る手軽なストレッチがあれば教えて欲しいです。


 

A. ご回答

 

ご質問ありがとうございます。乳幼児のお世話による腰痛、お辛いことと存じます。特に抱っこや中腰の姿勢は、腰への負担が非常に大きいものです。

10年前に「腰椎分離すべり症」と診断されたとのこと、治療に対するご不安は非常によく理解できます。

 

1. 整体院・整骨院への通院について

 

結論:適切な施術を選択すれば、通院し、腰痛の改善を目指すことは可能であると考えられます。

ただし、腰椎分離すべり症はデリケートな状態ですので、以下の点に十分注意し、安全を最優先で施術を受けてください。

 

【施術を受ける際の3つの重要事項】

 

① 過去の病歴を必ず伝える

  • 初回の問診やカウンセリング時に、10年前に腰椎分離すべり症と診断されたことをしっかりと施術者に明確に伝えてください。これにより、施術者は禁忌事項を把握した上で計画を立てることができます。

 

② 施術内容を事前に確認する

  • 分離すべり症は、腰椎が不安定になっている状態です。腰を強く捻る、反る(伸展)、あるいは患部(腰椎の分離部位)に強い圧を直接かけるような施術は、症状を悪化させるリスクがあります。

  • 施術者に対し、ご自身の状態を考慮した安全で適切な施術を提案してもらいましょう。多くの場合、腰の周囲(お尻、股関節、太もも)の筋肉を緩めたり、骨盤の調整、そして体幹の安定性を高めるための運動指導などが主体となると思います。

  • 不安を感じる施術は、勇気を出して断るか、施術の強さを調整してもらうように依頼しましょう。

 

③ 医療機関での状態の再確認も検討する

  • 診断から10年経過していますので、可能であれば一度整形外科を受診し、現在のすべりの程度や炎症の有無などを再確認することをおすすめします。医師に、整体や整骨院での施術を受けても良いか相談してみるのが最も安全です。

【ポイント】 分離すべり症の対処法として重要なのは、不安定な腰椎を周囲の筋肉(特に関節を支えるための筋肉)でしっかりと安定させることです。単なるマッサージだけでなく、運動指導や姿勢指導を熱心に行っている施術院を選ぶと効果的でしょう。

 

2. 家事の合間にできる手軽なストレッチ

 

乳幼児のお世話で忙しい合間でも、立ったまま、または仰向けで短時間でできる、腰への負担が少ないストレッチを2つご紹介します。

痛みを感じる手前で止め、呼吸を止めずに、ゆっくりと行うことが重要です。

 

① 膝抱え(ニー・トゥ・チェスト)ストレッチ:腰と背中の緊張緩和

 

このストレッチは腰を丸める動作(屈曲)であり、分離すべり症であっても比較的安全に行えることが多いです。

  1. 仰向けに寝ます。

  2. 片方の膝を両手で抱え、息を「ふぅー」と吐きながらゆっくりと胸に引き寄せます。

  3. お尻の裏側や腰の緊張が緩むのを感じながら、20秒ほどキープします。

  4. ゆっくりと元の姿勢に戻し、反対側の膝も同様に行います。 (※腰に痛みがない場合は、両膝を同時に抱えても構いません。)

 

② 股関節・お尻のストレッチ(仰向けで足組み):腰痛予防に効果的

 

お尻の筋肉(殿筋群)や股関節周りが硬くなると、腰への負担が増加します。このストレッチで柔軟性を高めましょう。

  1. 仰向けに寝て、両膝を立てます。

  2. 片方の足首を、反対側の足の太ももに「4の字」になるように乗せます。

  3. 下の足(立てている方の足)の太ももの裏側、または膝を両手で抱え、ゆっくりと胸の方向に引き寄せます。

  4. お尻の深い部分が伸びているのを感じながら、20~30秒キープします。

  5. ゆっくりと元に戻し、反対側の足も同様に行います。

 

【セルフケアの注意点】

 

  • ストレッチ中や後に痛みやしびれが強くなる症状が悪化するなどの変化があった場合は、すぐに中止し、かかりつけの整形外科医に必ずご相談ください。

 


【免責事項】 本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の医療行為や診断を推奨するものではありません。具体的な治療方針については、必ず専門の医療機関にご相談ください。

 

あくまで一般的なことを文章でお伝えできる範囲で書きました。

お気軽にご相談くださればと思います。

 

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表面的な対処ではまた不調を繰り返してしまい、さらに悪化する可能性があります。

 

痛みの原因を深堀りし、根本から改善していきましょう。

 

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桜井接骨院

静岡県島田市本通七丁目8723番地の9

0547-37-7317

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