院長ブログ
2023.06.08
ぎっくり腰
ぎっくり腰
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰とは、急に起きてしまった強い痛みのある腰の状態のことをいいます。
外国では「魔女の一撃」と呼ばれていたりします。
重い物を持った時に起こりやすいのですが、身体をひねった、伸びをした、前屈した、といったことでも生じる場合があります。
- 重い荷物を持った瞬間、激痛でうずくまってしまった
- 車の後部座席の荷物を取ろうと上半身をひねったら腰が強く痛んだ
- 朝目が覚めて起き上がったときに強い痛みが走った
- 何度もぎっくり腰をやっている
- 椅子から立ち上がったら腰が痛くて体が伸びない
上記の用なことがきっかけで起きることがあります。
ぎっくり腰の原因とは?
レントゲンなどで異常が見つからないことがあるとされています。
原因不明のことが少なくありません。
現在のところ、可能性が高い誘因には以下が挙げられています。
・姿勢の悪さ
→姿勢が悪く、体のバランスが悪い。
・腰への負荷が大きい
→重い物を不用意に持ち上げた。運動で腰を多く捻ったり動かした。
・筋肉の疲れが取れないことや筋力が低下している
→同じ筋肉ばかり使い過ぎて疲労したり、加齢や運動不足によって筋力が低下している。睡眠の質が悪く疲れが取れない。
ぎっくり腰は何度も再発しやすいという方が非常に多いです。
その理由の多くは間違ったケアなどの対策であると当院では考えています。
湿布、鎮痛薬、マッサージ、ストレッチなどは一時的に痛みをなくす、あるいは感じさせなくするだけで、本質的な問題はそのままで、そこに変化がないからです。
それぞれ原因は違います。
しっかりと原因を分析し対策することが大切です。